【お客さまの声】心地よいテンポとリズムは「北欧」がつないでくれた

fujitacaリノベーションのお客さまに、リノベーション後にお邪魔させてもらい、インタビューを行う「お客さまの声」シリーズ。
今回は、2023年5月ごろにリノベーションを終えたお客さま夫婦へインタビューを行いました。

fujitacaリノベーションのことはもちろん、リノベーションのときのあれこれを教えてもらいました。

■お客さまのプロフィール
お名前 : Wさんご夫婦
平米数 : 62.34平米
暮らし : 2人暮らし
リノベーションのきっかけ : もともと住んでいたエリアで、物件を見つけて購入。物件を決定するまではジェットコースターのようにトントン進んでいったとか…
築年数 : およそ築40年(取材時)
リノベーション内容 : フルリノベーション

取材担当:佐藤・阿部

今回の取材事例はこちら

↓リノベーション出来立てほやほやコラム

チェリーとともに、愛でる。|2人暮らし・62.34㎡

今回のリノベーションのテーマは、「チェリーとともに、好きなものたちを愛でる暮らし」。 もともと北欧のインテリアやアンティークなどの小物がお好きなようで、プランニ…

↓リノベーション後の暮らしコラム

お気に入りの”北欧アンティーク”が、人をつなぐおうち|2人暮らし・62.34㎡

冬が少しずつ近づいてきました。なんだか、街もクリスマスの賑やかさが見えてきたな…と思っていたころに、お客さまご夫婦から連絡をいただきました。まるで、クリスマスパ…

不動産屋さんのアドバイスをもらって出会ったおうち

ー リノベーションを終えてからの暮らしはいかがでしょうか?

Wさん:とても暮らしやすいです!
引っ越してきてから最初の2~3ヶ月は、インテリアの配置などに試行錯誤していましたが、だいぶ落ち着いてきました。
落ち着いてからは、家が気に入ってしまい、家から出ることが本当に減ってしまいました(笑)

お友達を呼ぶことが何度かあったのですが、キッチンを中心に褒めてもらえることが多くて、気に入っています。
「この家に住みたい~!」って言われるとすごく嬉しくなります。

ー それは良かったです!気に入っているなら何よりです…!
そういえば、もともと、物件を見に来たのはいつくらいだったんですか?

Wさん:2022年の12月にfujitacaさんとお会いしたと思うんですが、実はその2週間前くらいに、ふらっとたまたま見た物件で…(笑)

ー そうだったんですね!そうすると、結構勢いもつけながら、物件を決めていったってことですよね?

Wさん:そうなんです。
夫婦でそれぞれ別の場所にいて(海外にいたので)、電話しながら「ここ、良いよね?良いかな?」みたいなやり取りをして、こちらのおうちに決めました。

このおうちは、もともと住んでいた方が絵をたくさん飾っていて、内見にお邪魔させてもらったときに「なんかここ良い…」って感じたんですよね。縁を感じたというか!

すごく風の抜けもいいし、窓も多くて明るかった。
いいところがたくさん!でもありますが、「嫌と思うことがなかった」のも、物件の決め手でした。
住環境も良いですし、住んでいる方の雰囲気も穏やかで、管理が行き届いているのも良いポイントでした。

Wさん:どうしても、リノベーションをするときには制約があることは理解していたので、リノベーションに起因しない「物件のポテンシャル」などは、不動産屋さんにしっかり相談しながら決めました。

お話を聞いていくと、エリア的にもこれはとても良い物件!ということが判明し、すかさず申し込みをさせてもらいました。
そこから、リノベーション会社として紹介してもらったのがfujitacaさんだった、という流れですね。

設計は「できる・できない」を意識して

ー そこから、怒涛のリノベーションプランの時期がスタートしたと。

Wさん:そうでした。勢いのままにプランニングを進めていって、
fujitacaさんでベースプランも考えつつ、わたしたちも流れに沿ってスケジュールを組んでいくイメージでした。

設計期間は、未経験ながらにもいろいろアドバイスをもらって、プロセス自体にすごく満足しています。
いろいろ良かったなと思うことはありますが、fujitacaさんは、特に「レスポンスのスムーズさ」!
本当にお返事が早い!(笑)

わたしたちは、リノベーション初心者で何も分からない。
ひとつひとつ、「これってできますか?」「これってどうなっていますか?」とたくさん質問させてもらいましたが、丁寧に答えてもらえたのが良かった。

あと、「できる・できない」もはっきり伝えてもらいつつ、「代替案」も教えてもらえたのも良かった。
わたしたちが決めやすい、っていうのが非常に強く印象に残っています。

ー 嬉しいお言葉です。ありがとうございます!(レスポンスはプレッシャーにならないように受け止めておきます。笑)
わたしたちも、お二人の考えや思いに共感できることが多かったからこそ、スムーズに進められたのかなと思っています。

Wさん:そうなんです!
たまたまだったとしても、特に阿部さんが北欧のインテリアやヴィンテージ家具を好きだったことも大きいです。
感覚を分かってもらえたり、色味の組み合わせをスムーズに考えてもらったりと。
結構これって、言語化しにくいけれど大切な感覚だったと思っています。

どうしても、構造上の制約はもちろんのこと、予算や希望のデザインなど、さまざまな要望があるなかで、「どこまで相談していいかな?」って思うこともありました。
それでも、まずは相談させてもらって、ラリーを重ねて、自分の好みに巡り会うことができたような気がしています。

リノベーションをするときの「相性」は意外と大切

ー リノベーションって、意外と相性が大切だったりしますよね。

Wさん:それはすごく思いますね。
施工の安心さやセンスなども重要ですが、やっぱり担当者ベースでしっかりコミュニケーションを取れることが大事だと思っていて。

わたしたちも、他の会社でリノベーションをしたことがないので一概に比べることはできないですが、fujitacaさんとは「コミュニケーションのテンポ感」が非常に合っていたと思っています。

あと、わたしたちはいろいろ自分で調べたり、あれこれまとめながら、「ここの寸法はどれくらいか?」とか、そういったものをまとめながらプランを考えていたので、そのあたりも相談に乗ってもらえるのはありがたかったですね。

ー 確かに、棚の高さなどは細かく決めたりした場所もありましたね!
置くものをこれにしようって、決めながら進めていた印象もあります。

Wさん:そうそう!(笑)
私たち自身も、どこに何の収納を配置しながら過ごしていくか、考えてプランをイメージすることは大事かなと思っていて。
基本はプロにお任せしつつも、自分たちの暮らしや荷物の多さなどは自分たちにしか分からないところもあるので、そこをしっかり設計期間に考えることが重要だと思いました。

あと、暮らしてみて「こんなところに設計の工夫があったんだ!」と感じることも多かったです。
トイレの壁紙が悪目立ちしないように、金物やパーツをしっかり揃えてくれたり。
インテリアがしっかり映えるように、全体のデザインをシンプルに整えよう、と仰ってくれたことも非常に良いアドバイスだったなと感じています。

いろんなご縁を感じながら、この物件に決めましたが、「北欧家具」がつないでくれたのかも?なんて思ったりしなかったり。
とても心地よく過ごさせてもらっています!これからも大切に暮らしていきたいと思っています。

編集後記

リノベーション会社って、なんでもできる!って思われることが多いんですが、意外と「できるぞ!」って自信をもって言える領域って少なかったりします。

それは悪いことではなく、同じように見えてもそれぞれ良さや専門性が違っていて。
リノベーション会社や設計者は、いかにその「自己紹介」を正しく伝えることができるか?が大切だと思っています。

Wさん夫婦もそうですが、fujitacaに集まってくださるお客さまは、共通して「ちょっとオシャレにしたいけど、プロの意見を仰ぎたい」が一番メインにあるなと思います。

「全部お任せ」でもなく、「全部自分で決めたい」でもなく。
「とんでもなくオシャレにしたい」でもなく、「価格重視でなんでもいい」でもなく。

お客さまにとって「居心地の良いポイント」があって、そこに寄り添うのがfujitacaリノベーションの使命だと思っています。

もちろん、すべてのお客さまを幸せにできるほど、わたしたちに特殊能力があるわけでもなく…(苦笑)。そこはすみません。

だからこそ、わたしたちの得意分野を一生懸命伝えて、そこがお客さまのバリューにハマる!というときに、わたしたちがしっかり力を発揮できると思っています。

そうすることで、ハッピーなリノベーションがどんどん増えていきます。

なんとなくで構いません。
「fujitacaのスタッフとお友達になれそうだな」って思ったら、是非リノベーションを依頼してもらえたらうれしいです。
その感覚、とても大切だと思っています。

(スタッフ阿部)

■撮影協力
Hideyuki Sanada
https://bio.site/sanadahideyuki
https://www.instagram.com/snd_noko/

Follow me!