「シティボーイの部屋。」に憧れて|40平米・一人暮らし

今回のマンションリノベーションは、fujitacaリノベーションスタッフが自らコンセプトを考えた、自邸のリノベーションです。

インフラ部分は一部活かしながらも、デザインはスタッフ好みのものに。
「ちょっとオシャレで暮らしやすい」というコンセプトを大切にしながら、スタッフの個性が光るリノベーションになっております。

雑誌に出てくる「シティボーイの部屋」特集。
学生時代から、その雑誌のお部屋に憧れて、自分なりにインテリアを工夫しながら暮らしてきました。

世界各国のさまざまな住宅のインテリアやデザインテイストを参考にしながら、「ちょっとオシャレで暮らしやすい」を実現した空間が出来上がりました。
リノベーションに携わるスタッフならではの住宅デザインを、是非みてくださいね!◎

リノベーション前・BEFORE


リノベーション前の状態。
10年前にリノベーションされており、そのままでも住めそうなデザインでしたが、設備にも傷みがみられており、既存の間取りを活かしつつ、新しくリニューアルを目指しました。

リノベーション後・AFTER


リノベーション後の写真。
キッチンの配置はそのままに、設備を一新し照明デザインを変えることで、がらっと雰囲気が変わりました。
少しインダストリアルな雰囲気も残しつつ、遊び心のある空間を目指しました。

キッチンからダイニングまで、一体感のある仕上がりに

キッチンはオープン仕様のキッチンに。
ミラタップ社の「ミニモラス」キッチンを採用しました。

間取り上、キッチンの位置を動かしづらかったため、キッチンの場所はそのままに。
カップボードやダイニングテーブルを造作することで、L字キッチンのような一体感をつくりあげていきました。

カップボードも兼ねてつくられた造作収納カウンターにはタイルを取り入れて。
カラフルな雑貨が好きなスタッフが、どんなインテリアにも映えるようなタイルをセレクトしました。

このタイル、正方形タイプのタイルをレンガ調のように貼りました。
正方形タイプのタイルはそのまま並べて貼ることが多いのですが、あえてズラして貼ることで、リズミカルな印象に。
アクセントクロスともまた違った雰囲気に仕上がりました。

また、キッチンにはアクリルタイプのタオルバーを取り付けて。
自分なりのシティボーイらしさを表現したワンポイントにも仕上がっています。

「コンクリート躯体」の梁がシンボリックなリビング空間

リビングスペースは、スッキリした印象に仕上げつつも、躯体・コンクリートの梁を出すことで、シンボルのような、アクセントのようなデザインに。
梁の表面が粗く仕上がっていたため、施工チームのみなさまにご依頼し、お部屋に馴染むような仕上がりに整えていただいています✨

また、一部の梁はインテリアラーチで囲って、素材感を楽しめる雰囲気に仕上げています。

寝室は「おこもり感」を大切にしたスペースに

寝室は、おこもり感を大切にしつつも、ガラス張りの扉を取り入れることで、リビングにも採光が入るような設計に。
ベランダの窓のようでとても気持ちの良い空間に仕上がりました!◎

そして、寝室もラワンの板張りを楽しめる天井に。
毎日、寝るときに天井を見上げると、ホッとする気持ちになれます。

実は寝室空間だけ、段差を上げて、小上がりのような雰囲気に仕上げています。
この空間には、ベッドのみが入るスッキリとした空間になっているので、ちょっと雰囲気を変えたい気持ちもあり、段差をつけて仕上げました。

個性的なデザインを意識した水回りスペース

洗面空間・トイレはまとめてひとつのスペースに。
洗面は白を基調にしたデザインで、リビングと同じタイルを使用しています。
目地(タイルのスキマ材)は、ブルーグレーでちょっぴりアクセントに。

これも、タオルやティッシュボックスが映えるような仕上がりになっています。

トイレにはインテリアラーチをあしらって、ちょっと個性的なトイレに。
toolbox社の「アームペーパーホルダー」を採用。マスタードカラーが良いアクセントに仕上がっています◎

また、洗濯機置き場は廊下に向けて使い勝手良く。
ユニットバスはモルタル調のデザインで、全体のトーンと合わせた雰囲気に仕上げました。
(ユニットバスにはスピーカーを取り付けたので、音楽も楽しめる雰囲気に。Panasonic社のユニットバスを採用しました。)

個性的な照明にもこだわったデザインに

今回のリノベーションでは、ダウンライト以外の照明をたくさん使っています。

例えば、キッチンの天井には、toolbox社の「工業系レセップ」と呼ばれる製品を。
電球が現しになったデザインで、明かりの表情を楽しめます。

また、寝室には同じくtoolbox社の「ハーフマット電球」を取り入れました。
通常の照明と違って、壁に光が当たるので柔らかい雰囲気のデザインに。
板張りの天井とのバランスが非常に素敵でした◎

toolbox社の「ミラー電球」も取り入れて。
廊下もムーディーな印象に仕上がっています。

こちらもtoolbox社の「メタルラウンジライト」をセレクト。
角型ローゼットタイプのものを選んでいるので、雰囲気を変えたくなったら交換することもできます!
なにかと単調になりがちなトイレも、個性的なランプをセレクトするだけで、非常に雰囲気の良い仕上がりになります。

リノベーション前後の間取り

スタッフ好みのリノベーションに仕上がった、こちらの物件。インテリアが映えるような工夫が随所に施されています。

今回のリノベーションを振り返って、大切にしたキーワードは「飽きの来ない家づくり」。
リノベーションでこだわるのも良しですが、やはり長く暮らすためにはシンプルで飽きの来ない、拡張性のあるデザインというのが非常に大切だと感じています。
そんな住まいに仕上げることで、これからも暮らしを楽しめそうですね!◎

■物件情報

区分 : フルリノベーション
間取り: 1LDK→1LDK
平米 : 40平米
人数 : 一人暮らし
設計期間 : 2ヶ月
工事期間 : 3ヶ月

※弊社スタッフによるプロデュース物件となります。

■撮影協力
Hideyuki Sanada
https://bio.site/sanadahideyuki
https://www.instagram.com/snd_noko/

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