青空、曲線、アースカラー。ホッとする空間|1人暮らし・50平米


家に帰ってきたときに“自然”を感じられるよう、グリーンとブルーを基調に。
スッキリしたデザインの中で、木のアーチやカウンター材が良いアクセントになった住まいです!
ワンルームも最大限、広々と。天井の低さを感じさせないつくり
キッチン・ダイニングと、寝室。
空間は2つに分かれていながらも、決して狭く見せない。
圧迫感を取り払う工夫を随所に散りばめました。

もともと天井高がやや低めであることを
気にされていたお客さま。
設計時には、広々としたワンルームにするか、
壁を設けて空間を分けるか、悩まれていました。
今回はその両案の特長を抑え、
間取りに工夫を凝らした、開放感のある設計としています。

扉は設けず、
内装はホワイトベースやクリームカラーの明るいトーンに統一。
施工前と比べても
自然と広がりを感じさせる空間になりました。
BEFORE

AFTER

シンプルなキッチンに、個性もプラス

料理をする機会がそこまで多くないというお客さま。
シンプルなキッチンに整えることで、
生活感を抑え、すっきりと洗練された印象に仕上げています。
壁面には、『toolbox』の水彩タイルを採用。

タイルの色は悩まれていましたが、
選ばれたのは「グリーンティー」。
まさに緑茶のような、穏やかな風合いを感じる色味が
空間に安心感をもたらしています。
また、アーチからのぞくキッチンがとてもチャーミング。

寝室からキッチンへひゅっと軽やかにアクセスできる動線にしましたが、
これは新築マンションではなかなか見られません。
個性溢れるオンリーワンのつくりです。
クローゼットには「青空」を忍ばせて
お部屋の一角には、ウォークインクローゼットを設置。
お洋服をたくさんお持ちのお客さまからの
「収納を充実させたい!」というご要望から生まれました。

天井には「青空」が広がっています。
クローゼットという閉ざされた場所だからこそ、
気兼ねなく遊びごころ満点のクロスを。

打ち合わせ中には
「寝室をすべて青空にする?」といったアイデアも出ましたが、
秘密基地のような特別感はクローゼットだけに潜ませました。
また、カーテンには『Ieno textile』の透け感のある布を採用。
海をモチーフにしたデザインで、青空との相性も抜群です。
グリーンを基調に、住まい全体に統一感を
トイレには、高級感のあるグリーンのクロスを採用。
モスグリーンのような濃い色をあえて使うことで、
他の空間とパキっとメリハリをつけることができます。

フロアには、木目調タイルを使用。
他のお部屋に使われている木材と色味を揃え、
住まいの統一感を意識できるデザインに。
濃色に囲まれ、空気が重くなりすぎないよう、
天井や各種小物にホワイトを取り入れて抜け感をつくり、
バランスを調整しています。
同色のグリーンの壁紙は寝室にも展開。
空間同士にゆるやかなつながりを生み出しています。

ゆるっとした「曲線デザイン」を組み合わせる
各お部屋には、アクセントとなる
「曲線デザイン」を取り入れています。

こちらには、木枠のアーチ開口を採用しました。
現場で木枠に着色をしながら、
どんな仕上がりになるのだろう?と、
お客さまとともに完成を心待ちにしたアーチ開口。
やわらかな風合いに仕上がりました。
直線の要素が多くなりがちな住まいの随所に
曲線を差し込むことで、視覚的な緊張を緩和。
お部屋全体を通して、
自然と肩の力が抜ける空気感をつくり出しています。


Life is like a forest。もし、深みにはまっても
「Life is like a forest(人生は森のようなものだ)」。
進めど進めど、道に迷ってしまう。
こんな造語と同じように、
リノベーションもまた「沼にはまる」と言われます。
選択肢の多さゆえに、検討を重ねるほど
どんどんと深みにはまっていくと。
今回のお客さまは、
比較的スパッと決めていったご様子ではありましたが、
丁寧に考えるからこそ、迷いが生まれる瞬間もありました。
そんなときに、fujitacaリノベーションの提案を信じ、
ひとつひとつの選択を乗り越えていました。
リノベーションの設計や施工の過程では、
理想通りに進まない場面も生じます。
森の中でつまずいてしまうわけですが、
そこでも手を差し伸べながらともにゴールを目指していく。
迷ったときには、最適解へと確実に導いていける存在でありたい。
そう、改めて思うことができた事例です。
■物件情報
区分 : 部分リノベーション(一部建具・設備を再利用)
間取り: 2LDK → 1ROOM+WIC
平米 : 50平米
人数 : 1人暮らし
設計期間 : 2ヶ月
工事期間 : 2ヶ月
費用 : 700万円(税込)※市況や仕様によって異なります

