素材をたのしむDIYで思い出づくり|S邸 61.04㎡

杉並に創業して50年近くを迎えるfujitacaリノベーション(藤孝建設株式会社)。
40年くらい過ぎてから、今のままでは時代の波に乗り遅れてしまう。
そんな思いもあり、リノベーションというスタイルで心機一転会社がスタートしました。

少しずつリノベーションのお客さんも増えて、慌ただしい日々が続いているところに、一本のメールが。

「近所に住んでいるんですが、おうちをリノベーションできませんか?」

スタッフみんなで喜んだことをすごく覚えています。
それくらい、思い入れのある物件。
スタッフ田中がメインで担当し、お客さんとDIYも実践。
まさに、「おもいで、つくる。」を体感できるおうちに仕上がりました。

リビングからキッチンにかけて。
こちらのおうち、コンパクトな空間なので、雰囲気を大切にしつつ収納も十分に使えるような仕上がりになるよう、工夫しています。

リビングから見たキッチンの風景。オーク材の家具で統一されていて、生活感のなかに洗練さがしっかりと残っているところが素敵ですね。

クロスがグレーテイストな雰囲気なので、ちょっとシックな仕上がり。
黒いアイアンのテイストとすごくマッチしています。

リノベーションしたあとも、工夫しながら生活されているところが、素敵なポイントですね。

ダイニングから見える、リビングのテレビコーナー。ご飯の団らんを楽しみながら、テレビも見れて素敵。

リビングとダイニングがシームレスにつながる空間。
もともと、テレビ台が置いてある空間は、別の部屋になっていました。

空間をつなげることで、広々としたリビングに。
コンパクトな間取りでも、工夫次第で、心地のよい空間を生み出すことができます。

こだわりが随所に散りばめられているのですが、みどころその1、「珪藻土」の壁。
テレビのうしろは、Sさんご家族が塗装DIYにチャレンジしたときにつくりました。

味のある壁。おうちをつくりあげていった証です。

ちょっとムラがあったり、飛び出ているところもあったり。
それも思い出。
家族みんなでおうちをつくりあげたことを、子供が大きくなっても思い出せるような。
家とともに家族のストーリーも味わっていけますね。

つづいて、みどころその2。
躯体現しの天井も、これまた素敵。

こちらのマンションは最上階で、最上階だと、コンクリート面を出せるかどうか、マンションによって異なるのです。
天井も低めなマンションだったので、今回のリノベーションで天井をあげられるよう設計を行い、開放感のある仕上がりに生まれ変わりました。
コンクリートを感じられる空間になることで、一気に表情が変わりますね。

暮らしやすさとは、オシャレで、快適で、きれいな仕上がりになることだけではないと思います。
やっぱり、自分たちが使いやすいようにモノを置いたり、場所を決めたり、住んだ人にしか感じられない「暮らしやすさ」や「ストーリー」が生まれるものではないかと。

Sさんがリノベーションをされてから、「Sさんなりの暮らしやすさ」を追求した城に仕上がっていることを感じられて、スタッフも嬉しくなりました。

次回の記事では、Sさんファミリーへのインタビューも。
乞うご期待。

■部分リノベーション(マンション)※一部の部屋や建具はそのまま活用。フルリノベーションに近いボリュームです。

■設計施工費(目安) 600万円
■面積 61.04㎡
■設計期間 約2ヶ月半
■施工期間 約2ヶ月

■撮影協力
Hideyuki Sanada
https://bio.site/sanadahideyuki
https://www.instagram.com/snd_noko/

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