【お客さまの声】「ありのままの自分」と向き合えるリノベーション
こんにちは。
fujitacaリノベーションの阿部です。
今週は、ちょうど1年前に担当したお客さま(Mさんご夫婦)のフォロー訪問。
「建具の調子が悪くなってしまったのですが、ちょっと相談させてもらってもいいですか?」とメールが来まして。
まずは、どういう状況か確認すべくお邪魔させてもらい、スタッフがその場で直して、一旦は様子見となりました。
建具も生き物。ときに調子が悪くなることももちろんあります。
お邪魔したタイミングで、突撃のようにインタビューをさせてもらいました。
ご協力ありがとうございます!
完成してから、何度かお邪魔させてもらっているのですが、改めてリノベーションをしたときのお話と、住んでみてからどう感じたのか、うかがってみました。
対話を深めながら「いっしょに」いえづくり
ー ちょうど1年前くらいにリノベーションをお願いいただいて、懐かしいっていう領域ですね。Mさんは普段もおうちづくりに携わるお仕事をされていると思うのですが、どうしてリノベーションをしたいと思ったのですか?
わたしも、普段は新築の設計の仕事をしていて、「自分の好きなものたちでおうちをつくりたい!」という思いはずっとありました。
そんななかで、マンション購入をきっかけに、fujitacaリノベーションさんへご依頼させてもらいました。
普段の仕事でも設計に携わっているぶん、建材や住宅設備に触れ合うことは非常に多いのですが、「新築」と「リノベーション」では、使う素材も全然違っていて。自分たちの知識だけでは作り上げられないなと思っていたのです。
いろんな素材を比較しながら、リノベーションを進めていったことが思い出深いですね。
もう1年前なのか〜(感慨深そうにしみじみと…)。

ー そうなんですよ。あの時期は、たくさんいえづくりのことを考えた時期でしたね。率直にそのときを思い出してみて、どう感じていますか?
無我夢中にいろんなことを考えながらも、とにかく佐藤さん(弊社スタッフ)とたくさんお話したと思います。
プランをつくっているときは、「こんな感じの素材がいい!」「シンプルなデザインのレンジフードありませんか?」みたいなことを率直に質問して、いろいろ提案してもらえたことがすごく嬉しかったです。
わたしたちも一緒に調べて、「これもいいですね!」「あっちはどうですか?」というやり取りをたくさんさせてもらったのも印象的です。
図面の送り合いをたくさんして、わたしたちがどんな空間にしていきたいのか伝えながら、それぞれが思い描いていることをカタチにしていっているなあ、という実感もありました。「いっしょにいえづくりをしている感」みたいな。
ー わたしたちもすごく楽しかったです。Mさんがすごくノリノリだと、わたしたちもノリノリになっていろいろ探したいなぁ、っていう気持ちに自然とさせられていました(笑)
そう思っていたんですね(笑)
わたしたちの場合は、いえづくりの工事がスタートしてからも、毎週現地で打ち合わせをしながら細かいところまでこだわらせてもらえたと感じています。
それは、きっとコミュニケーションを取りながら、ひとつひとつ確認ができたからかな。
だからこそ、いっしょにいえをつくりあげている感覚と、信頼感がすごく頼もしく感じました。
「ゆとり」「ありのまま」から生まれるいえづくり
ー 実際に、リノベーションの打ち合わせを体感してみて、ここはこうすればよかったなぁ…ということはあったりしますか?
いろんな意味で余裕があったほうがいいと思いましたね。
まずは、「時間の余裕」。バタバタっと決めすぎると、あとで「やっぱりこうすればよかった…」みたいなことも。
実際、キッチンに貼ったタイルは最後まですごく悩みましたし。
この日までに「これを決めよう!」という目標のなかで、ある程度時間に余裕を持ってスケジュールが組めるといいんだろうなぁ、って思っています。
実際工事が始まってからも、ちょこちょこ現地を見に行くことはありますし、スケジュールが多少前後したりすることもありました。
そのときに、ついワーっと決め過ぎちゃうと、あとで後悔することもあります。
ー 「余裕」が重要なのはすごくよく分かります。
時間もそうだけど、「心の余裕」みたいなものもある気がしますよね。
確かに、ありますね!
忙しいとついついいろんな判断が微妙になるんですよね。
わたしたちが重視していたのは、「いっしょにいえづくりができる感覚」。
ちょっとこだわりたいポイントももしかしたら多いかもしれないし、ある程度自分たちのペースで納得しながらひとつずつ決めていきたい。
設計の時間は、少し余裕をもちながらゆっくり決めていきました(私がちょっとゆったり決め過ぎちゃったかもしれません…笑)。
そういうペース感が合う、ということもすごく大切なんだなぁと思いました。

いっしょにいえづくりを進めていったしるしです。
話はちょっと変わりますが、いつもお世話になっている保険の担当者の方が、月に1回近況報告のお手紙を贈ってくださるんです。
fujitacaリノベーションさんも、おうちが出来上がってから、こうやって「ちょっとここ相談できますか?」「ここがうまく使えなくて困っているんですけど…」っていう相談をさせてもらっている、この感覚が良いなぁと。
長く住んでいく場所だからこそ、リノベーションが終わってからもこうやって緩やかにつながりを持てることはすごく嬉しいです。
きっと、fujitacaリノベーションさんだからこそ、できる空気感とか、雰囲気づくりとか、そこに惹かれる方と素敵なリノベーションが出来上がっていくんだろうなと思っています。
是非、今度ご飯を食べに遊びに来てくださいね!(笑)

編集後記
最後にも嬉しいお言葉をいただきながら、すごくゆったりした時間の流れるインタビューでした。
インタビューのときに「なんでfujitacaさんは”提案”という行為をするんですか?」という疑問が。
一瞬、わたしたちは「え?」と思いながら。
「だって、提案って結構大変なこと。お客さんのことをヒアリングして、何が合うのか考えて、どうですか?って伝えることって、すごく難しいことだと思うんですよね。」と。
そこでスタッフ佐藤が。
「提案があってこそ、fujitacaリノベーションが成り立つと思っています。
世の中にはリノベーション会社がたくさんあって、そのなかでわたしたちが存在することを問うたときに、横並びになるようなリノベーションをしていてはもったいない。
せっかくつくるならお客さんの思いを乗せたおうちづくりのほうが、結果的にみんながハッピーになる。
そんなお客さんの顔を見ていると、わたしたちもハッピーになるんです。」と。
横にいて、そのとおりだなぁと思わされる言葉たちでした。

インタビューに行くたびに、お客さんからもたくさん学ばされること、気付かされることも多ければ、スタッフの偉大さも感じる。
「おもいで、つくる。」に込められたストーリー。
わたしたちがなんでリノベーションと向き合っているのか、立ち止まりながら。
今日もいろんな人の笑顔を見れるように、わたしたちも勇気がもらえるように、毎日を大切に生きていこうと思える一日でした。
わたしたちスタッフも、「ありのまま」をキーワードに、素敵なリノベーションを生み出していこう。
(スタッフ阿部)